秋の七草・・・そのⅣ
2008年 09月 17日
昔々、小野頼風という男が山城国の岩清水八幡宮のある男山に住んでいた。
彼は都で宮仕えをしている時、都の女と契りを結んだが任期が終わって帰郷したのち都の女のことを忘れてしまった。
都の女は小野頼風を恋しく思い男山に頼風を訪ねてきたがすでに頼風に別の妻がいることを知らされる。そして、都の女は悲しみにくれて川に身を投げてしまった。
やがて秋になると都の女の脱ぎ捨てた山吹重ねの衣の跡から1本の黄色い花が咲く。
それが女郎花であった。。。
しかし、この花には、異臭がありお日さまのあたる所ではたくましく咲いてます。時々日陰でひっそり咲いている花も見かけますが・・・
一度、貸し農園で咲かせ、あまりのたくましさにがっかりしたお花・・・
by msroku | 2008-09-17 22:05 | 花